東大式トレチノイン治療

東大式トレチノイン治療

トレチノインはビタミンAの誘導体で、表皮の深い層にあるメラニンを外にだしてしまう働きを利用して"シミ"をとっていきます。
さらに強い漂白剤であるハイドロキノンの働きで新しいメラニンを作らせなくしていきます。

使用方法

洗顔低刺激のものならなんでもよい。こすらない事。
化粧水ビタミンCローション  顔全体にぬって良い。
トレチノイン患部のみに薄く綿棒で塗る。
色素のある部分のみ。
2~3分乾かす。
肝斑の方は夜のみ。
保湿剤ヒアルロン酸 顔全体に使用可。
ハイドロキノン指で患部よりもかなり広めに塗る。

朝は

日焼け止めクリーム低刺激でSPF15以上。ルビパールが望ましい。
パウダーファンデーションサンスクリーンのはいってるものがよい。

夜は

オイル等の保湿剤乾燥がひどい場合朝も使用可。

注意

  • シミや肌の状態により使用方法が異なります。必ず1週間に1回診察を受けて下さい。トレチノインで赤味が出るのが効果がでてる証拠です。
  • 赤味が出ない方はトレチノインの濃度を濃くします。
  • その他の乳液やクリーム類は患部には絶対に使用しないで下さい。
  • 必ず薬は冷蔵庫に保存して下さい。
  • 薬は1ケ月で効力がなくなります。
  • 薬は診察を受けた人のみ使用が許可されてるものです。
  • 絶対に他人にあげたりしないで下さい。
  • 赤味があまりにも強い時はトレチノインの使用を中止し、ハイドロキノンのみ塗布し、必ずすぐに診察にいらして下さい。そのまま放置すると炎症後色素沈着と言うシミができてしまいます。

副作用

  • 動物実験により大量投与で催奇形成があることが報告されています。外用による少量投与ではその危険性は極めて低いが、使用中は必ず避妊してください。
    *2~4週間でトレチノインを止める事ができます。
  • その後4週間ぐらいで赤味はひきます。